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センター長挨拶

名古屋市立西部医療センター長挨拶

 本日は名古屋市立西部医療センターのホームページをご訪問いただき、誠に有り難うございます。
 当センターは平成23年5月、小児・周産期母子医療センター、消化器腫瘍センターを柱とする地上8階/500床の急性期型総合病院としてオープンしました。その後、平成25年2月には東海三県下唯一の施設である名古屋陽子線治療センターが治療を開始し、センターの全容が完成しました。また中央診療部門として緩和ケア医療部、遺伝診療部も開設して、さらに平成27年1月からは脊椎センター、4月からは呼吸器腫瘍センター、放射線診療センターを新たにオープンすることができ、同時に県のがん診療拠点病院にも認定されました。初代勝見院長、二代目田中院長のご努力により患者数も右肩上がりの上昇をみせ、平成26年度からは経常収支が黒字となりました。また初期研修医も増え続け、29年度は西部単独で8人の初期研修医を迎えるまでに至りました。
 平成27年4月三代目院長に就任して平成29年4月、桑原先生に院長職をバトンタッチするまで、就任以降取り組んできた項目が三つあります。
 第一は西部/東部医療センターと名市大病院が連携したトータル1800床の病院群として有機的に臨床/研究に取り組む事です。東部は救急医療、脳・心臓血管センターとして、西部は小児・周産期、がん診療センターとして、大学はそれらを有機的にコントロールしながら高度医療/教育/研究を実践して行く。この三病院の連携こそがこの先10年を乗り切る要(かなめ)だと考えます。
 第二はSBP計画です。S:西部医療センターを、B:ブランド化する、P:プロジェクトです。名古屋市立病院としてスタートした当院を、名古屋市から全国区の病院に伸ばしていく計画です。
 第三は、患者さんが当院に通院される理由が、疾患を治す「手段」ではなく、当院に来たいという「目的」となってもらう病院になることです。
 第一の目標である「名市大との連携」は今年度から名古屋市立大学高度医療教育研究センターが発足し、より一層強固なモノになったと確信しています。第二、第三の目標も、研修医の募集状況や患者数の増加から徐々に達成されつつあると思います。
 また当センターのもう一つの看板である名古屋陽子線治療センターも前立腺がんの照射から開始し、平成26年1月にはアジア初となるスポットスキャニング法の治療を開始し、その後、強度変調陽子線治療(IMPT: intensity modulated proton therapy)へと発展させることができました。平成28年4月からは小児腫瘍に対する保険適用が認められ、順調に患者数が増えてきています。
 西部医療センター/陽子線治療センターともども、今後とも宜しくお願い申し上げます。

平成29年4月

名古屋市立西部医療センター長 鈴木 悟

鈴木病院長2